登録販売者試験の合格率【全国47都道府県一覧】
「登録販売者試験は難しいの?」という疑問に、厚生労働省が公表している全国集計と、各実施主体の公式発表で答えます。全国平均だけを見ると見落とす、2倍以上ひらく地域差と、その差が生まれる仕組みまで整理しました。
最終更新:2026年7月28日
1全国平均は46.7%。ただし地域差が2倍以上あります
出典:厚生労働省医薬局「令和6年度登録販売者試験実施状況」(令和7年3月31日現在)
2令和6年度 都道府県別 合格率一覧(厚生労働省)
厚生労働省医薬局が公表した令和6年度の実施状況を、そのまま一覧にしました。滋賀・京都・大阪・兵庫・和歌山・徳島の6府県は「関西広域連合」として合算で公表されています(奈良県は令和6年度時点では県単独実施のため単独掲載です)。
| 都道府県 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 1,553 | 967 | 62.3% |
| 青森県 | 572 | 314 | 54.9% |
| 岩手県 | 501 | 258 | 51.5% |
| 宮城県 | 1,193 | 656 | 55.0% |
| 秋田県 | 364 | 182 | 50.0% |
| 山形県 | 451 | 237 | 52.5% |
| 福島県 | 963 | 457 | 47.5% |
| 茨城県 | 1,881 | 875 | 46.5% |
| 栃木県 | 1,019 | 436 | 42.8% |
| 群馬県 | 1,785 | 914 | 51.2% |
| 埼玉県 | 2,305 | 1,077 | 46.7% |
| 千葉県 | 2,579 | 1,185 | 45.9% |
| 東京都 | 4,257 | 1,948 | 45.8% |
| 神奈川県 | 2,997 | 1,432 | 47.8% |
| 新潟県 | 867 | 377 | 43.5% |
| 富山県 | 577 | 301 | 52.2% |
| 石川県 | 782 | 408 | 52.2% |
| 福井県 | 197 | 79 | 40.1% |
| 山梨県 | 352 | 141 | 40.1% |
| 長野県 | 859 | 361 | 42.0% |
| 岐阜県 | 917 | 505 | 55.1% |
| 静岡県 | 1,933 | 1,095 | 56.6% |
| 愛知県 | 3,267 | 1,853 | 56.7% |
| 三重県 | 969 | 554 | 57.2% |
| 奈良県 | 842 | 352 | 41.8% |
| 鳥取県 | 258 | 137 | 53.1% |
| 島根県 | 271 | 136 | 50.2% |
| 岡山県 | 1,478 | 765 | 51.8% |
| 広島県 | 1,042 | 582 | 55.9% |
| 山口県 | 858 | 466 | 54.3% |
| 香川県 | 528 | 279 | 52.8% |
| 愛媛県 | 647 | 335 | 51.8% |
| 高知県 | 395 | 184 | 46.6% |
| 福岡県 | 4,019 | 1,242 | 30.9% |
| 佐賀県 | 623 | 179 | 28.7% |
| 長崎県 | 538 | 163 | 30.3% |
| 熊本県 | 789 | 247 | 31.3% |
| 大分県 | 633 | 226 | 35.7% |
| 宮崎県 | 504 | 148 | 29.4% |
| 鹿児島県 | 859 | 247 | 28.8% |
| 沖縄県 | 702 | 172 | 24.5% |
| 関西広域連合 滋賀・京都・大阪・兵庫・和歌山・徳島 | 6,400 | 2,987 | 46.7% |
| 年度計 | 54,526 | 25,459 | 46.7% |
出典:厚生労働省医薬局「令和6年度登録販売者試験実施状況」(令和7年3月31日現在)。数値は同資料の表記のまま掲載しています。
3令和7年度の結果(実施主体の公式発表分)
令和7年度については、本ページ執筆時点で厚生労働省の全国集計を確認できていません。各実施主体が公表した結果のうち、公式ページで確認できたものを掲載します。
| 実施主体 | 試験日 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 2025年8月27日 | 1,598 | 875 | 54.8% |
| 関西広域連合 | 2025年8月23日 | 9,244 | 3,570 | 38.6% |
| 東京都 | 2025年9月7日 | 4,186 | 1,671 | 39.9% |
| 静岡県 | 2025年9月3日 | 1,956 | 1,011 | 51.7% |
| 福岡県 | 2025年12月21日 | 4,138 | 1,127 | 27.2% |
出典:各実施主体の公式発表(本ページ末尾の一覧を参照)。関西広域連合は令和7年度から奈良県を含む7府県での実施のため、令和6年度の数値とは母数が異なります。
4数年分の推移で見る(福岡県の例)
合格率が年度でどれだけ動くかは、同じ県の推移を並べるとよく分かります。福岡県は過去の試験結果を公式サイトで一覧公開しているため、そのまま引用します。
| 年度 | 試験日 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 2025年12月21日 | 5,981 | 4,138 | 1,127 | 27.2% |
| 令和6年度 | 2024年12月15日 | 5,694 | 4,019 | 1,242 | 30.9% |
| 令和5年度 | 2023年12月10日 | 3,739 | 2,719 | 1,451 | 53.4% |
| 令和4年度 | 2022年12月11日 | 2,943 | 2,426 | 1,415 | 58.3% |
| 令和3年度 | 2021年12月12日 | 3,451 | 2,891 | 1,405 | 48.6% |
| 令和2年度 | 2020年12月13日 | 3,128 | 2,655 | 1,154 | 43.5% |
| 令和元年度 | 2019年12月8日 | 5,752 | 4,459 | 1,970 | 44.2% |
令和4年度の58.3%から令和7年度の27.2%まで、4年で半分以下に下がっています。同じ資格・同じ手引きでも、年度によってこれだけ動きます。「去年の合格率が高かったから今年も大丈夫」とは考えない方が安全です。
5なぜ地域差が生まれるのか
合格率が地域で大きく異なる理由は、主に次の3つです。
- 試験問題が実施主体ごとに作られている――全国共通の問題ではありません。厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き」という同じ土台から、各ブロックが独自に問題を作成します。そのため出題の切り口や難易度に差が出ます。
- 合格基準そのものが地域で違う――次の節で詳しく述べますが、科目ごとの足切りラインが地域によって異なります。
- 受験者層が異なる――勤務先の支援体制や、受験者に占める実務経験者の比率などが地域ごとに違います。
6合格基準は全国一律ではありません(重要)
意外と知られていませんが、科目ごとの足切りラインは実施主体によって違います。公式発表を並べると、次のとおりです。
| 実施主体 | 総合点の基準 | 試験項目ごとの基準 |
|---|---|---|
| 東京都 | 総出題数(120問)に対する正答率が7割以上(84点以上) | 3割5分以上 |
| 関西広域連合 | 総出題数の70%以上の正答(総得点84点以上) | 35%以上 |
| 北海道 | 総合得点(120問=120点)の7割以上 | 4割以上 |
出典:東京都保健医療局「令和7年度登録販売者試験について」/関西広域連合「令和7年度登録販売者試験結果について」/北海道「令和7年度登録販売者試験の結果について」(北海道は「総合得点(120問=120点)の7割以上、かつ、各項目の得点が4割以上です。」と明記)
7合格率をどう読むか
- 相対評価ではなく絶対評価です。上位◯%が合格する試験ではなく、基準点を満たせば全員合格します。合格率が低い地域でも、基準を超えれば必ず受かります。
- 受験地の過去数年分を見る。多くの都道府県が公式サイトで過去の受験者数・合格者数を公表しています。1年分ではなく推移で見てください。
- 合格率が低い地域=勉強量を増やす、ではなく、取りこぼしを減らす。絶対評価である以上、必要なのは「基準点を確実に超える」ことです。苦手科目を下限ぎりぎりで放置しないことが最優先です。
8合格率ではなく、自分の正答率を上げる
絶対評価の試験で見るべき数字は、地域の合格率ではなく自分の正答率です。科目ごとの正答率まで確認しながら進められる登録販売者試験対策アプリ「ハンバイトール」を開発・運営しています。
- オリジナル問題1,251問(通常プール1,131問+模試専用120問)
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9あわせて読みたい
出典・参考にした公式発表
- 厚生労働省医薬局「令和6年度登録販売者試験実施状況」(令和7年3月31日現在)――全国47都道府県別の受験者数・合格者数・合格率、年度計
- 東京都保健医療局「令和7年度登録販売者試験について」――受験者数4,186人・合格者数1,671人・合格率39.9%・合格基準
- 北海道「令和7年度登録販売者試験の結果について」――受験者数1,598名・合格者数875名・合格率54.8%・合格基準
- 関西広域連合「令和7年度登録販売者試験結果について」――受験者数9,244人・合格者数3,570人・合格率38.6%・合格基準
- 静岡県「令和7年度登録販売者試験結果」――受験者数1,956人・合格者数1,011人・合格率51.7%
- 福岡県「過去に実施した福岡県登録販売者試験について」――令和元年度〜令和7年度の推移
- 厚生労働省「登録販売者試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月)」